働いてみると懐があたたかくなりいつのまにかごっそり本を買ってしまう。買ったからにはどんどん読んでしまう。ひとりじめしてもいいのだけれど、せっかくならと公に読書記録を付けてみたい。まずは図書館で借りて読んだ本から。

私の愛、ナムジュン・パイク

私の愛、ナムジュン・パイク

ナムジュン・パイクの妻による手記。『不眠の森を駆け抜けて』のように独特の雰囲気が漂っている。でもこういう本の内輪感は、だからこそ価値があるとも言える。

岡倉天心 - 美と裏切り (中公叢書)

岡倉天心 - 美と裏切り (中公叢書)

岡倉天心は年始に松本清張岡倉天心 その内なる敵』を読んだところ。たまたま置いてあったので昨年刊のこの本を読んでみた。

目利きのひと白洲正子。「ひたすら確かなものがみたい」という思いに共感する。

ここからが購入して読んだ本だ。

SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社現代新書)

SFを実現する 3Dプリンタの想像力 (講談社現代新書)

チームラボの猪子さんとの対談

富岡製糸場と絹産業遺産群 (ベスト新書)

富岡製糸場と絹産業遺産群 (ベスト新書)


セラピスト

セラピスト

最相葉月さんの著書をちゃんと読むのはこれが初めて。帯に河合隼雄中井久夫の名前が大きく記載されており興味をもったが、そこまで大きくはクローズアップされていない。箱庭療法、・・など知らないことをたくさん知れたが、終わりは尻切れトンボ。
著者の「この私のつらさ受け止めて」みたいな私的な部分は要らなかったように思えた。でも、そういう人だからこそ、このような本を書くに至れたのかもしれない、とも思う。

武雄市の市長の本。

一〇年代文化論 (星海社新書)

一〇年代文化論 (星海社新書)


うたのしくみ

うたのしくみ



ラインズ 線の文化史

ラインズ 線の文化史


河出の世界文学全集にはすでに収録されているが異なるのは多数収録されている写真だ。



浅田孝―つくらない建築家、日本初の都市プランナー―

浅田孝―つくらない建築家、日本初の都市プランナー―


ブルーシート

ブルーシート

神学・政治論(上) (光文社古典新訳文庫)

神学・政治論(上) (光文社古典新訳文庫)

神学・政治論(下) (光文社古典新訳文庫)

神学・政治論(下) (光文社古典新訳文庫)


美術展は、キトラ古墳展に行った。2時間半も並んだ。
建仁寺展(国立)、バルテュス展(東京都美術館)、桑原甲子雄展(世田谷美術館)、都築響一 独立老人スタイル展(ナディッフ)などに行った。


映画は、『8月の家族たち』、アスガー・ファルハディ監督『ある過去の行方』、ジェイソン・ライトマン監督『とらわれて夏』を観た。
シアター・イメージフォーラムジャック・タチ映画祭で『プレイタイム』。全編爆睡。キネカ大森で二本立て(『ブリングリング』『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』)。早稲田松竹で二本立て(『ムード・インディゴ』『ウォールフラワー』)。『ゴジラ』はついにアメリカで公開され爆発的なヒットになった。そういえば、『それでも夜は明ける』(12 years a slave)のスティーヴ・マックイーンの展覧会がルイ・ヴィトン表参道でやっていたのだけれど映像作品が一点あるのみで嫌気が差してしまった。映画とアートの絡みでいえば国立近代美術館で「映画をめぐる芸術展」がやっている。マルセル・ブロータースを軸にした展示でアンリ・サラ、やなぎみわらの映像が紹介されている。


レンタルでやっと『悪の法則』を観ることができた。カサヴェテスもレンタルを開始して、早速5本全部見てしまった(『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』『こわれゆく女』『アメリカの影』『フェイシズ』『オープニング・ナイト』)。

Coyote No.50 ◆ カサヴェテスへの旅

Coyote No.50 ◆ カサヴェテスへの旅

吉祥寺バウスシアター 映画から船出した映画館

吉祥寺バウスシアター 映画から船出した映画館