アート1

第56回ヴェネツィア・ビエンナーレのディレクター発表
2015年のヴェネツィアビエンナーレのディレクターにオクウィ・エンヴェゾーが任命された。

オクウィ・エンヴェゾーは1963年ナイジェリア生まれ。ポスト植民主義や政治的な問題などを扱った展覧会を数多く手掛け、現在はミュンヘンのハウス・デア・クンストのディレクターを務め、国際的に最も活躍しているキュレーターのひとりとして知られる。これまでに、第2回ヨハネスブルク(1997)、ドクメンタ11(2002)、第2回セビリア現代美術ビエンナーレ(2006)、第7回光州ビエンナーレ(2008)、ラ・トリエンナーレ(2012,パリ)など、数多くの国際展のアーティステックディレクターを務めている。そのほか、レコードレーベルのECMを扱った『ECM Cultural Archeology』(2013,ハウス・デア・クンスト)、アパルトヘイト政策制定後のイメージによる闘争を扱った『Rise and Fall of Apartheid: Photography and the Bureaucracy of Everyday Life』(2012,国際写真センター)、現代美術におけるドキュメントの使用を考察した『Archive Fever: Uses of the Document in Contemporary Art』(2008,国際写真センター)などの企画展を手掛けている。

Laure Prouvost wins Turner prize 2013 | Art and design | The Guardian
2013年のターナー賞が決まったというニュース。受賞者は、Laure Prouvost。

prestigious 名声のある
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美術品オークション、何かが起きている 記録的高値連発:朝日新聞デジタル
ベーコンの「ルシアン・フロイドの三習作」(1969年)が、12年5月にムンク「叫び」についた約1億1992万ドルを上回って、オークションで競売された美術品として史上最高値を付けたというニュース。ロイター通信は市場高騰の理由について、新興国の資産家の影響が大きいと分析。

USAトゥデーのコラムニストのマイケル・ウォルフ氏はさらに「売買者の多くは、美術ではなく、金融に関心のある人たちだ」と指摘、「美術品は、お金を隠すための効率的な道具になっている」と懸念

 ルシアン・フロイドの三習作
こちらの記事では、歴代の絵画の落札ランキングが載っている。

1位:フランシス・ベーコンルシアン・フロイドの三習作」(約1億4240万ドル)
2位:ジャクソン・ポロック「No.5」(約1億4000万ドル)
3位:ウィレム・デ・クーニング「Woman III」(約1億3750万ドル)
4位:グスタフ・クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I」(約1億3500万ドル)
5位:エドワード・ムンク「叫び」(約1億1990万ドル)
6位:パブロ・ピカソ「パイプを持つ少年」(約1億400万ドル)
7位:パブロ・ピカソ「ドラ・マールの肖像」(約1億180万ドル)
8位:グスタフ・クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像II」(約8800万ドル)
9位:フィンセント・ファン・ゴッホ「医師ガシェの肖像」(約8250万ドル)
10位:ピエール=オーギュスト・ルノワールムーラン・ド・ラ・ギャレット」(約7810万ドル)

 デ・クーニング「Woman III」

 クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I」

 ピカソ「パイプを持つ少年」

 ピカソ「ドラ・マールの肖像」 

 クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像II」

 ゴッホ「医師ガシェの肖像」

 ルノワールムーラン・ド・ラ・ギャレット